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住み家を守るー税金を正しく払いたい

[記事公開日]2019/03/30
[最終更新日]2019/06/09

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固定資産税について調べたことの、学びのまとめ。

自宅のために払い続けるお金

 ずっと記憶に残っていて頭の中でたまにチクチクするような事件がある。2014年に埼玉県新座市の高齢のご夫婦が、土地建物の固定資産税・都市計画税が27年間 間違った額で過徴収され続け、それを支払うために自宅を売却してしまった事件だ。売却後に不動産業者が気づいたことにより過徴収が発覚したそうだが、返却額も一部だけでもちろん自宅は戻らなかったと記憶している。ネットでいろいろと読む限りでは、固定資産税の過徴収は困ったことにあまり珍しいことではないらしい。
参考固定資産税 過徴収 – Google 検索
  総務省(固定資産税及び都市計画税に係る税額修正の状況調査結果)(平成24年発行)

 世の中か複雑になり過ぎてしまって、生活にかかわることであっても、自分できちんと理解しないままに、請求されたとおりに支払ってしまっていること、受け入れてしまっていることが多い。サラリーマンをしていると、税金については会社とお役所まかせになってしまっている。

 固定資産税の額は、国民健康保険料等の他の税額にも影響するそうなので、固定資産税額が正しいかどうか位は判断できるようにやり方を調べてまとめてみることにした。

「一緒に支払っている『都市計画税』や、不動産を取得する際に課税される『登録免許税』『不動産取得税』、場合によっては『相続税』『国民健康保険税(料)』にも間違いが連動する仕組みになっていて、他の税金まで払いすぎることになります。だからこそ”自衛”が必要なのです」

出典:取られ過ぎ「固定資産税」「相続税」を取り戻せ! | 毎日新聞出版

固定資産税額が正しいかどうか確認する方法

 今回は、インターネット上の情報を調べた。
 検索キーワードは「固定資産税 払いすぎ 対策」で調査。いろいろと情報を読み漁って得たことをまとめてみる。
 一番 読み込んだのは、払いすぎた固定資産税の間違いは、還付請求して取り戻すべし

 まず大事なことは、お役所は税金がたくさん徴収できる方が嬉しいのだから、あっちからは絶対教えてくれない。過徴収でも台帳を直しておしまいで、そのままでは返してくれないらしい。自分が頑張る必要があるってことだった。

固定資産税が誤っている場合

固定資産税の誤りは、大きく二種類に分けられるらしい。

  1. 評価額が間違っている
  2. 使える特例が使われていない
1の「評価額」について

「高度な専門性をもった一部の不動産鑑定士」さんでないとわからないレベルらしい。家屋については構造や設備で変わるらしいので、素人が判断するには同じような家の評価額を情報を探して比較することくらいしか思いつかない。でも、そんな情報を入手できるとは今のところ思えない。土地については、SUUMOによると台帳を見に行って、接道状況と面積が似たような隣近所の家の情報を見ることができれば、判断できるのかもしれない。

実は、毎年4月1日から最初の納期限の日までの間、固定資産税の納税者が自分の土地や家だけでなく、他の納税者の土地や家屋の固定資産税評価額を見ることができる「縦覧制度が設けられており、固定資産縦覧帳簿(台帳)で確認できる。同じエリアのほかの土地や家屋と比較してみて、あまりに大きな違いがある場合、自分の土地や家屋が適正に評価されているかの審査の申し出をすることが可能。また、固定資産課税台帳は、自己の所有している土地や家屋の固定資産税評価額を各市町村役場(東京23区は区役所)で閲覧できる。

出典:固定資産税評価額とは?知っておきたい計算方法や調べ方 | 住まいのお役立ち記事

この台帳が縦覧(見ることが)可能期間は限られているようで、新宿区では4月1日から3か月のみらしい。実家のある埼玉県では市町村によるけど5月いっぱいのようだ。
<固定資産税(土地・家屋)・都市計画税><縦覧のお知らせ 固定資産税にかかる土地・家屋の価格などがご覧になれます(23区内) >| 東京都主税局
固定資産の縦覧と閲覧 – 埼玉県

2の「使える特例」

住み家であれば、通常は「住宅用地の特例」が使える。簡単に言うと「人が住むための土地であれば、通常の6分の1の固定資産税でいいですよ」というものだそうだ。これについては、納税通知書をみれば分かることが分かった。納税通知書の見方は、下記を参考のコト。
参考払いすぎた固定資産税の間違いは、還付請求して取り戻すべし
  納税通知書と住宅用地の特例

とりあえずやること

過去5年分の納税通知書の明細部分で、土地の面積と登記床面積の数字を、自宅の実際の数値とを確認する。
4月1日以降の縦覧期間中に、身分証明書と委任状と記入済み縦覧申請書を持って、所轄の都税事務所に行って、自宅のデータを閲覧してみる。見方がよくわかならなかったら、そのときまた調べて対応する。
委任状の必要記入事項に関するチラシ
固定資産縦覧等申請書(PDF)
委任状 (PDF)

いずれはやりたいこと

 老後はモバイルハウスに住んで固定資産税の負担をちょっと軽くしたい。
 税金としての国への貢献は、働き続けることで得た収入から所得税として払うことにしたい。

(おまけ)固定資産税の特徴

  • 毎年1月1日時点の不動産の所有者に対して課される税金 (1月2日に自宅が火災等でなくなっても無情にもかかる)
  • 都市計画区域内にある不動産の場合は、都市計画税という税金も一緒に課税されて、まとめて固定資産税扱いされることも多い
    ※ お役所が使い途や使い方をを決めているから、勝手に建物を建てたりできないらしい
     詳しく知りたい場合は、検索キーワード「“都市計画区域とは”」で調べる
  • 固定資産税税率課税標準額1.4%都市計画税の税率:課税標準額の0.3%
    ※ 税金を計算する際の基とする金額。固定資産税の評価額というものと通常は同じ金額になるらしい。評価額は、価値を金額で表したものだと思う。土地の評価額は「どんな場所にあるか」「面積形状」「接道状況」などを考えて評価され、家屋の評価額は、「規模」「構造(鉄骨か木造かなど)」「築年数」などを考えて評価されるものと、ざっくり考えればよさそうだ。
    検索キーワード「固定資産税 “課税標準額とは”」あたりで調べる
  • 評価額は3年に一度見直しをされる。(次は2021年)
  • 家屋が古くなっても、家屋の評価額が下がるとは限らない。理由は、再建築費(価格)を基準として評価するからだそうだ。
    説明:<都税Q&A><都税:固定資産税・都市計画税(土地・家屋)> | 東京都主税局
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