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[記事公開日]2019/05/03

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『ルポ MOOC革命―無料オンライン授業の衝撃』(岩波書店)を読んで

ルポ MOOC革命――無料オンライン授業の衝撃 | カーリル

岩波書店ホームページより引用

 ウェブ上では、様々な学びの教材と場が、格安もしくは無料で、学校に通わなくても手に入る時代になった。
 最新技術に関わる文書の読み・書き・翻訳を生業とし「日々、学び続けなければ」と思っている自分にはありがたい時代になった。
 動画で提供される情報も増えた。物理学や機械工学では、説明と図表だけでは分かりにくくて学生時代に理解しきれなかったのに動画を見たら短時間で楽に理解できたという内容もあった。

 書籍の表題にも記載されている「MOOC」とは、大規模公開オンライン講座(Massive Open Online Course)の略称で、「オンラインで公開され、ネットにつながる世界中の人が無料(安価)で受講できる講座」(書籍より引用)を指す。ただ、最近は有償化への動きが進み、この書籍で紹介されているような参加型の学習体験・成績評価・修了証は有料になってきている。聴講のみなら無料の講座は多い。

 参考記事
 MOOC、有償化の動き|国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター
 MOOC今昔(2018)

 ペンシルベニア大の科学技術英語のオンライン講座、カーンアカデミー(Khan Academy)の小学生レベルの算数講座 (いずれも英語で配信&無料)などを受けてみたが、とっつきやすい構成になっており楽しく学習できた。大学時代に受けた講義では、学生の食いつき具合や理解度や反応も先生がおかまいなしに話が進んでいくことが多く、授業自体が楽しかった記憶はあまりない。放送大学も受講を考えたことはあるが、その当時は面白そうと思わなかったのでやらずじまいだった。
 (放送大学との違いについては、こちらの記事「MOOCと放送大学」の考察がしっくり感じられた。)
 その点、今は、自分に合うものを選べるようになった。ただし、多くの選択肢がある中から、自分に必要で且つ学習スキルに適した授業に出会うには、それなりのインターネットリテラシーと、英語で学習する力を身に着けておく必要があると感じた。そのため、この記事の最後に、少ない投資で英語で理解し表現する力をつける方法への道筋を整理しておく。

 

提供サイト

社会人・大学生以上向け
Udacity ITに特化、Google・Amazon等と提携している職業訓練的な内容

Coursera 分野が幅広い、講義動画に日本語字幕がついているものもある
edX ビジネスやIT系
MIT OpenCourseWare | Free Online Course Materials    マサチューセッツ工科大の正規授業のWEB公開
Schoo 参加型オンライン生放送授業

参考記事
MOOC(ムーク)とは?オンライン講義でスキル向上できるMOOC8選
二大MOOCの比較雑感
MOOC/大規模公開オンライン講義で取得された修了証をお持ちの方は、何を勉強され、又、どう有効に使われていますか? – Quora

中高生向け
MANAVIE(マナビー)   無料学習動画サービス   参考記事 – ITmedia NEWS
学習サイトeboard(いーぼーど)  

 

補足:英語で学ぶ力

 多読易しい本をたくさん読む。易しい英語をたくさん聴く」を2016年から始めて、翻訳の仕事が楽になり成果物のレベルも上がってきた。興味をもって読む・聴くができる教材に、とっかえひっかえ 継続的に 取り組むことができれば、ゆるゆると英語が英語のまま理解できるようになってくる。

多読とは

多読(多聴)三原則
 「辞書は引かない」「分からないところは飛ばす」「(教材が)合わないと思ったら投げる
 楽しい読書を続けるための三原則。日本語の世界に戻らずに読む(聴く)を楽しく継続するために、マジメな努力はやめてみた。
 「分かるところだけ分かればいい」「興味が持てない教材はポイっ!」くらいの勢いで、いい加減にやってちょうどよかった。

多聴多読ステーション 立ち読み・試聴してみよう!
 ReadingListeningベンチマークがあるので、自分に合う教材のレベルが分かる。

オンラインで無料(安価)で使える多読・多聴教材

ABCmouse(日本語サイトにリダイレクトされます)
 英語版を使用中。子供向けの読み物・動画が幼児~小学校低学年向けにレベル分けされている。読み物は多くのものが音読がついている。内容は、算数・理科・社会・音楽等を含めた分野の小学校低学年までに向けたものとなっている。ここ数年使っているが、すでに分かっている内容を英語で視聴するので取り組みやすい。色彩も豊かで楽しめる。

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